
今回は、MBA(経営学修士)で
マーケティング環境分析の
フレームワークとして取り扱われる
3C分析を用いて・・・・・
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いきなりブラウザの
✖ボタン押されそうですよね^^;
すいません・・もとい。
今回は、ビジネスに関する
”新規事業の思いつき方”を
お話ししてみたいと思います。
その方法とは・・
「困ってみる」
ことだったのです!
3C分析って何?
まず、新しいサービスの発想方法として
3C分析という方法があります。
Customer(市場・顧客)
Company(自社)
Competitor(競合)
3つの頭文字”C”を取ったものです。
簡単に言うと
こんなサービスがあれば
たくさんの人の
困っている事を解決できて
お金をたくさん
稼ぐことができるぞ!
と、思いつくための
考え方(考える順番)みたいなものですね^^
3Cの使い方
考え方の順番はこうです。
Customer(市場・顧客)
↓↓↓
Company(自社・自分)
↓↓↓
Competitor(競合)
市場・顧客目線で
満たされていないニーズ・ウォンツを
考え(見つけ)て
”客として困ってみる”
のです。
決して、以下の順番ではないのです。
Company(自社・自分)
↓↓↓
Customer(市場・顧客)
↓↓↓
Competitor(競合)
始めが、よくやりがちでもある
「自分がしたいこと!」
・・・ではないのです。
もちろん
自分がしたいことを
ビジネスにした方が楽しいし、
継続もしやすいとは思いますが、
実はそれがビジネスの失敗に
つながってしまう恐れがあるのです。
では、なぜ失敗する恐れが
あるのでしょうか?
それは
”自分がやりたいこと”だからです。
言い換えると
「自分がやれること(実行可能性)」
だけで考えてしまうからです。
顧客のニーズ・ウォンツを満たしていない、
つまり、自分よがりに陥りやすいということです。
新規事業を考えるのであれば
必ず、Customer(市場・顧客)の目線から
始めなければなりません。
順番はこうです!
顧客が満たされてない
ニーズ・ウォンツにより、
困っている状態を
解決するサービスはないか?
↓↓↓
ピコーン、ひらめいた!
じゃあ、自社(自分)がやってみよう!
↓↓↓
さて、どんな競合がいるのか?
↓↓↓
競合の良いところをさらに取り入れよう!
これが、MBA(経営学修士)でも
取り扱われているマーケティング分析法です。
退職代行サービスを分析してみる
退職代行サービスとは
仕事を辞めたいと言えなかったり
辞めることができずに
悩んでいる(困っている)人に代わって
会社に退職の意思を伝えてくれるサービスです。
仕組み的には
弁護士や代行業者が依頼人の代わりに
勤め先の会社に退職の意向を伝えます。
依頼人は会社側と
退職に関する話をすることなく
辞めることができてしまう
という流れになります。
つまり、会社を辞めたくても辞められずに
苦しんでいる(困っている)人たちの問題を
解決してあげるサービスですね。
このビジネスに関して
賛否両論はあると思いますが
3C分析をしてみると
新規ビジネス創出でもっとも大事な
”お客になって困ってみる”
から生まれているビジネスだと思いました。
「会社を辞めたい!というウォンツ」
○○したい!という欲求。
「会社を辞めたいけど、辞めさせてくれない」
という体調をも崩しかねない悩み。
じゃあ、その問題や欲求を解決してあげよう。
⇒退職を代行してあげるサービス
顧客のニーズ・ウォンツから
考えたサービス(ビジネス)なのがわかります。
まとめ
退職する側にしてみれば
3〜5万円で、職場や上司とのやり取りや
モチベーションを失った仕事の
残務処理などから
解放されるのであれば
この金額でも決して高くないと
判断する人も少なくないはずです。
一方、いきなり退社された会社側にしてみれば
仕事の引継ぎができない場合が多く
残された従業員たちへの負担となってしまいます。
現代社会の問題でもある
人手不足という”売手市場”という背景と
終身雇用の崩壊と
転職が当たり前の時代。
このサービスの需要は
これからも高まっていくかもしれませんね。
今回は以上となります。
ご参考になれば幸いです^^