
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
という言葉があります。
イメージ的には、
若い時に苦労や失敗を知らずに過ごしてしまうと、将来困ることになりますよ・・
ということですよね。
それでは、一体将来何に困ってしまうのでしょうか?
- 出世のことでしょうか?
- 収入のことでしょうか?
- 人生のことでしょうか?
将来困ってしまうのは嫌なので、
苦労を率先して買っていかなければならないのか?
いいえ、そんなことはなくて、
ビジネス的な考え方であれば
苦労を人に買ってもらう!
という思考が良いのです^^
そもそも苦労とは?
それではまず、
苦労の定義をはっきりさせておきましょう。
【苦労】とは、自身の目的のため、
仕事や私生活で物事がうまく進むように、
大変な作業であったとしても耐え続ける行為のこと。
得てして目的を達成するための作業とは、
自身が初めて経験する作業であることが多く、
- 慣れない
- 辛い
- 先が見えない
三拍子揃ってしまう傾向が強いです(汗)
結果、苦労から逃げてしまい、
何の経験や知識、
結果を得ることができず、
目的を達成することも
できなくなってしまうというわけです。
将来何に困るの?
では冒頭の質問、
一体将来何が困るのでしょうか?
の答えとしては、
あなたの目的を達成することができないです。
俺・・そもそも目的なんてないし・・
いやいや・・あります(笑)
とても大きな目的で言うと、
「将来幸せになりたい」
という夢・目的がだれにでもあると思います。
将来どうしても
「不幸せになりたい!」
・・なんて人はいませんよね?
目的を成し遂げるために
目的とは、”成し遂げようとすることがら”です。
ぼくの思うところ、
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
の本質とは、
自身の目的を成し遂げるために、苦労を惜しまず買ってでも努力しろ!さすればいずれ自身の将来の利益となることだろう
だと考えています。
・・・そして、この記事のタイトル
若い時の苦労は買ってでもした方が良いのか?
の答えとしては、当然
”YES”
となるわけなのですが…
ビジネス的に考えた時、
そんなこともないのでは??
という思考について
お話ししてみたいと思います^^
ビジネスとはWIN-WINでなければならない
ビジネスの大前提として【WIN-WIN】、
片方が得して、片方が損する
という事はありえないのです。
それは、ビジネスである以上、
利益を出さなければ存続できないからです。
また、
ビジネスで大事なことの1つでもあるのが
「スピード」です。
どんどん時代の流れが速くなっている中、
のんびりとビジネス構築をしていたとすれば、
あっという間にノウハウが
まったく通用しなくなってしまった、
なんてことはよく聞く話です。
もう一度書きますが大事なことは
「スピード」なのです。
ビジネスの構築スピードが速ければ、
収益が発生するタイミングも
自ずと速くなるわけです。
そこで大変有効になる戦術が
「システム化」です。
現代ビジネスでは、
買ってでも苦労をする必要はないと考えています。
具体的に言いますと、
・・・です。
お金を稼ぎたい人に苦労を買ってもらう
仮に、自身のビジネスを
構築していたとしましょう。
日々抱えているタスクがたくさんあり、
収益を発生させるための
スピードを上げたいのに、
全ての苦労を買っていたら、
どんどんビジネスのスピードが
遅くなってしまうばかりですよね(苦笑)
そこで、
苦労を買ってお金を稼ぎたい人に、
自分の苦労を買ってもらえば、
ケンイチ→ビジネス構築のスピードが上がる
買い手→お金を稼げる
これって【WIN-WIN】ですよね?
苦労を買ってもらう=仕事を外注する
ということです。
実際に外注をお願いするときには、
相手に説明できるように
仕事内容を把握する努力は当然しますけど(苦笑)
自分の苦労を減らし、
ビジネスのスピードや売り上げを加速させる施策を、
「システム化」
と言います。
まとめ
結論、
Q:若い時の苦労は買ってでもするべきか?
A:自分にしかできない(外注化ができない)こと以外は、お金を稼ぎたい人にどんどん買ってもらう!
すべての苦労を買いまくることは、
合理的ではないですね^^
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
ご参考になれば幸いです。
こんばんは。
昔からの言い伝えがケンイチさんの解釈で、
視点が変わりましたね。経営者的視点ですね。
takafumiさん、コメントありがとうございます^^
従業員マインドでの視点と、経営者マインドでの視点があり、
ある物事を見たときの解釈が、現状のマインドによって”ガラリ”と変わってしまいます。
経営者マインドは、人生を成り立たせている”時間”という資源を有効に活用する思考を持ち合わせています。
ぼくが学んだ経営者マインドを身に付けられる、無料動画もおススメしています^^
→ https://kenichi001.com/sidebusiness_kaitai/jisedai-seminar